カードの種類

カードの種類

カードと一言でいっても、クレジットカードだけを指すとは限りません。ここでは「カード」と呼ばれる代表的なものについて整理しておきます。

クレジットカード

代金後払いで商品を購入できるカードです。

プリペイドカード

お金を払ってカードを購入します。お金を払った分だけ、カードで特定の商品やサービスの提供を受けることができます。利用者にとっては、現金で払うよりも カードを使うほうが利用金額が大きくなるというメリットがあります。一方、発行者にとっては、全額使われないままに終わるカードがあること、商品やサービ スを与える前にお金が入ってくるといったメリットがあります。
例:NTTのテレホンカード,イオカード,地下鉄メトロカード,JRのオレンジカード

キャッシュカード

銀行や郵便局にある口座から、CD・ATMでお金を引き出すためのカードです。

デビットカード
代金の支払いをキャッシュカードで済ませることができます。新たにカードを作る必要はなく、現在持っているキャッシュカードがそのまま使えます。買い物を したときに、店側が用意する機械に暗証番号を入力すると、即座に口座から代金が引き落とされます。「預金残高の範囲内でしか買い物ができないので使いすぎ る心配がない」「わざわざ銀行に行ってお金を下ろす手間が省ける」といったメリットがあります。

ローンカード
CDやATMでお金を借りるためのカードです。銀行や消費者金融が発行しています。金利がかかるのでなるべく使いたくないカードです。

IDカード
自分の身分を証明するためのカードです。
例:社員カード,健康保険証,運転免許証

ポイントカード
ポイントカードとは、以前商店街などで流通していたスタンプシールをカード化したものです。買い物の金額に応じてポイントが付加され、一定のポイントを集 めると景品や商品券をもらえるものです。この点ではクレジットカードのポイントサービスと同じようなものですが、ポイントカードにはクレジット機能がな く、使えるお店が極めて限定されるのが特徴です。

各カードについては端的に日本語で言い表すと特徴がはっきりします。
・クレジットカード=後払いカード
・プリペイドカード=前払いカード
・キャッシュカード=現金カード
・デビットカード=即時払いカード
・ローンカード=借金カード
・IDカード=身分証明カード

参考までに
テレビなどで「カードで不正に預金を下ろされた。銀行に相談したけど補償してくれなかった。泣き寝入りした。」という話を聞いたことはありませんか。これ は銀行のキャッシュカードのことを言っているのです。銀行口座に預けているお金を盗まれても、銀行は補償してくれません。一方、クレジットカードには盗難 保険がかけられているので、不正利用された場合は、カード会社が補償してくれます。キャッシュカードよりもクレジットカードのほうが安全なのです。これか らはなるべくキャッシュカードよりもクレジットカードを持ち歩くようにしましょう。

最近キャッシュカードの不正利用による損害を補償しようという動きがあります。これが実現すればキャッシュカードよりもクレジットカードのほうが安全性で すとは言えなくなりますね。うれしいことなのですが、クレジットカード擁護派のみうとしてはちょっと残念な気持ちです。

この記事を書いた人

筆者

今は会社だけでは生きていけない時代になっています。給料はこれ以上上がらないし、物価もすごい勢いで上がっています。
私は、お金の正しい使い方、あるいは新しいお金の稼ぎ方を見つけることなど、「お金を稼ぐこと」については少しは知っているつもりです。
クレジットカードの現金化の知識もその一つ。便利な知識は使う人によって、いいものにも悪いものにもなります。
知識を上手に活用して、一緒にピンチを切り抜けましょう。
このサイトを通じて、私の知っていることをお伝えして、皆様のお役に立てれば幸いです。